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会社でできるインフルエンザ感染予防対策

インフルエンザは一度感染してしまうと、場合によっては1週間近くも休まざるを得ず、日々のスケジュールに大きな影響を与えます。できるだけ感染しない、そして感染拡大させないための対策が必要です。本記事では、会社でできるインフルエンザ感染予防対策についてご紹介します。

インフルエンザの感染拡大は予防できる?

インフルエンザは例年10~2月頃に感染拡大します。個別で予防接種することも大切ですが、集団で受けることにより、会社全体での予防対策につながります。予防接種は、ワクチンを打ってから体内で抗体が形成され、免疫が有効に働くようになるのには2~4週間程度かかるとされています。その後、3~6カ月間ワクチンの効果を発揮するとされます。

そのため、9~10月くらいには予防接種を受けておくことが望ましいでしょう。

会社でできる対策は?

集団で予防接種を受けることももちろん有効な対策の一つですが、この他にも会社でできる予防対策はあります。ここでいくつかかご紹介いたします。

・手洗い・うがいの周知
粘膜に付着した菌やウイルスは、数分~数十分の間に体内に侵入してしまうといいます。感染症対策には、手洗い・うがいの徹底が功を奏します。たとえばトイレに手洗い・うがいを促すポスターを掲載したり、社内報や社内メールなどで周知徹底したり、全社に届くように啓蒙活動を行います。手に付着した菌は、口や顔に触れてしまう前にしっかりと洗い流してしまいましょう。

・アルコールの設置
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、スーパーや各種ショップなど店内に入るとすぐにアルコールが設置する店舗が増えました。オフィスなどでも、玄関入ってすぐの位置にアルコールを設置し、従業員や関係者、お客様含め、みんなが使用できるように社内体制を整えることが大切です。

・他者との物の共有をしない(事務用品やPCなど)
オフィスで仕事をする中、必要になる物はたすうあります。シャーペンやボールペン、消ししゴムなどの文房具に始まり、パソコンやマウスなど、普段よく使用するような物は極力共有しないようにしましょう。共有する場合はアルコールで拭いてから使うなど、できるだけ他の方との接触を控えることが感染予防対策につながります。

・こまめな換気
誰かが咳をしたその菌が室内に蔓延している状態だと、それだけで感染につながってしまうこともあります。できるだけきれいな空気で過ごせるよう、こまめに喚起を行いましょう。窓を少し開けておくなど、普段から行なっていると自然と社内の従業員にも浸透していきます。中には空気清浄機を設置している企業様もありますが、空気も清潔にしておくことが感染予防につながるでしょう。

・室内の加湿
特に冬の場合、室内の空気が乾燥しやすいですよね。冬になると湿度が下がるのは、空気が含むことのできる水蒸気量が温度によって変化するからなのです。空気は温度が高いとたくさん水蒸気を含めるものの、温度が低いとその逆で含む水蒸気も少なくなります。そんな状態で暖房器具を使えば、さらに乾燥してしまいます。
空気が乾燥すると、肌や粘液をおおっているバリア機能が弱くなり、菌やウイルスの攻撃に弱くなります。そうなるとのどが痛くなったり、インフルエンザにかかりやすくなったり、体調面でさまざまな問題が起こりやすくなってしまうのです。
ちなみにインフルエンザウイルスは高湿度の環境に弱く、21℃の室内で湿度65%の状態を16時間保てば、99%ウイルスの増殖力や感染力を奪えるとの研究結果もあります。たとえば冬場は加湿器を使うなど、室内の加湿にも気をつけてみると良いでしょう。また、湿度をすぐにチェックできるよう湿度計を置いたり、室内に濡れたタオルをかけておいて湿度対策をしたりすることもおすすめです。

・マスクの着用
新型コロナウイルスの感染拡大によって、以前よりもマスクが身近な存在となりました。インフルエンザに関して言えば、一般的な不戦職マスクの穴は直径約5μm(マイクロメートル)、インフルエンザウイルスの直径は約0.1μmと、空気中にあるインフルエンザウイルスはマスクを通り抜けてしまうため効果が薄いともいえます。
ただ、近くの人がくしゃみをした際の飛沫感染を防ぐことが可能です。マスクは鼻の部分やあごの部分に隙間がないように鼻と口を覆い、正しく着用しましょう。使い終わったマスクは放置せずごみ箱に捨てることも忘れずに。

・体調不良時にムリに出勤させない
周りに迷惑をかけるのはよくない…と思って、体調不良のなか出勤する従業員もいるかもしれません。しかし、しっかりと体調を整えてから出勤するよう、会社としても社内周知を徹底しましょう。安心して休めるよう、社内体制を整えることも会社の重要な役割です。

社内の規則に関連した対策は?

社内における感染症の拡大予防対策としてどのような対応ができるのか、ここで3つの対策をご紹介します。

 

・テレワークの導入

たとえば自宅、サテライトオフィス、その他オフィス以外の拠点で働く制度の導入です。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、普及してきました。たとえば家族のインフルエンザ感染に伴い、自宅は出られないが働くことはできる…といった場合、自宅でパソコンを使い勤務することはできます。ネット環境の整備やPCの社外持ち出しなど、制度として定めるにあたりさまざまな決めごとが出てくるでしょうが、社内の生産性を低下させることなく仕事を進めるにあたり、導入を検討するのも一つの手段です。

 

・時差出勤

9時出勤、10時出勤など、出勤時間を調整しながら社内が密にならないように社内整備することも、感染予防対策として有効です。できるだけ社内に在籍する人数が多くならないよう調整することで、飛沫感染防止などの対策につながります。

 

・Web会議の導入

テレワークの導入と合わせて有効なのがWeb会議の導入です。PC上のやり取りだけでは意思疎通が円滑に進まないこともあるでしょう。Web会議なら、複数人すべて沿革にいても、一堂に顔を合わせて打ち合わせなど話し合いができます。台風などの災害で会社に出勤できない際にも活用できますので、あらゆる緊急事態の対策になるでしょう。

社内における感染症の拡大予防対策としてどのような対応ができるのか、ここで3つの対策をご紹介します。

 

・テレワークの導入

たとえば自宅、サテライトオフィス、その他オフィス以外の拠点で働く制度の導入です。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、普及してきました。たとえば家族のインフルエンザ感染に伴い、自宅は出られないが働くことはできる…といった場合、自宅でパソコンを使い勤務することはできます。ネット環境の整備やPCの社外持ち出しなど、制度として定めるにあたりさまざまな決めごとが出てくるでしょうが、社内の生産性を低下させることなく仕事を進めるにあたり、導入を検討するのも一つの手段です。

 

・時差出勤

9時出勤、10時出勤など、出勤時間を調整しながら社内が密にならないように社内整備することも、感染予防対策として有効です。できるだけ社内に在籍する人数が多くならないよう調整することで、飛沫感染防止などの対策につながります。

 

・Web会議の導入

テレワークの導入と合わせて有効なのがWeb会議の導入です。PC上のやり取りだけでは意思疎通が円滑に進まないこともあるでしょう。Web会議なら、複数人すべて沿革にいても、一堂に顔を合わせて打ち合わせなど話し合いができます。台風などの災害で会社に出勤できない際にも活用できますので、あらゆる緊急事態の対策になるでしょう。

まずはお問い合わせください

インフルエンザの感染拡大を予防するため、社内でも対策を講じましょう。もし、その対策の一つとして集団予防接種を検討している場合、弊社までお気軽にご相談ください。

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